”好太郎と節子”展2014/01/19 19:12

札幌の三岸好太郎美術館でやっている、”好太郎と節子”展に行ってきました。今日が最終日です。三岸好太郎と妻・節子の素描作品を中心とする展示です。

主な展示作品は、好太郎が、”読書婦人像”、”三人家族”、”道化”など、節子が、”テーブルのある静物”、”スペイン風景”、”ヴェネチア”などです。

素描は、画家の生の息吹が感じられて、印象深いものです。節子の滞欧作品は、素描と言っても、紙にクレパスや油絵の具で描いたもので、油絵のような重厚な質感があります。

節子の作品は、高輪画廊というところから来ていましたが、調べてみると、この画廊は、彼らの孫の三岸太郎がやっている画廊でした。道理で、節子作品の充実したコレクションを持っているのですね。